株式会社建築工房グエル

防火設備の設置が不要となる場合、あるいは必要数を減らす方法3

避難安全検証判定ためだけの防火設備をなるべく減らす方法については次のようなものがあります。

面積区画の防火区画ラインをうまく利用する 
面積区画の防火区画ラインと避難安全検証法への対策部分がうまく一致すれば、検証法のみへの対策である防火設備は減らすことができます。

煙伝播経路における「最終室」をなるべく減らす 
煙の到達先である「最終室」をなるべく減らせば、その分、対策を施す部分が減じ防火設備の数を減らせることにつながります。特に地上階において不用意に屋外への扉を設けるとその経路への対策が必要なり、防火設備数の増加につながります。 
例:スーパーマーケットの各作業室に屋外への扉がそれぞれ設けられているような案件→バックヤードが「火災室」、各作業室が「最終室」となるため、各作業室~バックヤードの扉は防火設備が必要となりました。

廊下を防火設備で区画する 
小規模の事務所の場合、避難経路は「事務室」→「廊下」→「直通階段」になります。このような計画だと「事務室」が火災室、「廊下」が最終室になるため、「事務室」~「廊下」の扉は全て防火設備になります。また、事務室以外に倉庫や休憩室、更衣室などが面しているとそれらの建具も同様に防火設備が必須となります。 
もし、「廊下」を防火設備で区画でき避難経路を「事務室」→「廊下」→「新たに区画した廊下」→「直通階段」にできれば、「新たに区画した廊下」が最終室となり防火設備とすべき部分を大幅に減らせることができます。 
ただし、「新たに区画した廊下」は防災計画上の観点からあまり小さくならないように注意してください。

避難安全検証法に関してのご相談、適用診断等はこちらまでご連絡ください。

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