ルートB2(煙高さ判定法)の特徴及びルートB1(煙降下時間判定法)との違いについて
2021年6月に 告示474号、475号、476号が施行され、避難安全検証法の計算手法の一つにルートB2、「煙高さ判定法」が新たに追加されることとなりました。現時点(2021年12月)では計算の流れを示したような解説書がまだ発行されていませんが、今回、告示で示されている文章・計算式からその検証計算内容の特徴やルートB1との違いを記載します。
ただし、以下のことにご注意ください。
※内容は予告無く変更する場合があります。
※記載する内容については告示の文章・計算式から建築工房グエル独自の判断になります。そのため、解説書が発行された際、その内容や国土交通省や審査機関開催の講演等で周知される解釈とは異なる見解となる可能性があります。
※告示476号(全館)については避難時間算定が他の告示によっていることなどから今回はここでは取り上げないものとします。
01 避難開始時間の算定
02 避難完了時間の算定
03 防火設備が居室計算に影響する
04 制限時間
05 排煙設備の効果
06 避難経路(居室の場合)
07 避難経路(区画・階の場合)
08 積載可燃物の発熱量より内装仕上材
09 避難完了時間の次は煙層上昇温度
10 検証判定
11 建物階数の影響
12 防火設備でなくても面積が影響
13 記号について
14 スプリンクラー設備
15 ルートB2は天井が低くてもOKになる?
16 計算しなくてもOK?
(更新日2022年3月)